カラコンって何歳まで使える? 激安カラコンなどに使える年数はありますか?
カラコンって一体何歳まで使用できるのでしょうか?
若いころからカラコンを利用している人にとっては、使える年数に限りがあるのかどうか…なんてことも、気になってきますよね。
結論から言うと、カラコンを利用する際の年齢や、年数の明確な利用制限はありません。
正しい使用方法を守って、眼科での定期健診を欠かさないようにすれば、何歳まででも使っていて良いいという事です。
ただし、カラコンは目に負担をかけてしまいます。
日常的に使用しているとその負担が大きくなってしまい、使えるレンズが限られてきたり、場合によってはカラコン自体使用できないというケースも出てきます。
これは、個人差がありますので、何年使っていたら危険だとか、何歳を超えたら使えないというようなことは言えません。
- 年をとるとカラコンは使用できませんか?
残念ですが、年をとってカラコンが使えなくなった……という例は、たくさんあります。
これらには数種類のパターンがあります。
ひとつは、アレルギー性結膜炎の症状が出てきて、痒みやレンズの汚れがひどくなって止めないといけなくなるというもの。
利用を始めてから数年~10年ほど経っている方に多い傾向です。
使い捨てタイプのカラコンにすると改善はされるのですが、それもやがて使用できなくなって、やむおえなくカラコンをやめる…となる人もいるのです。
また、ドライアイがひどくなってカラコンが使えなくなる場合もあります。
年をとってくると涙の量が減ってしまい、カラコンを付けているのが辛くなってきます。
特に女性の場合、更年期障害によるホルモンバランスの変化などで、ドライアイの症状がひどくなるといったケースがあるので。
あまり目が乾いてしまうと、痒みなどの不快感も伴ってきて、カラコンはやめてメガネにシフトする方も少なくありません。
最後に、少し怖い話になりますが、角膜内皮細胞が減りすぎた為に、眼科医からカラコンの使用を止められることいった場合があります。
これは、カラコンを付けていることにより、角膜が酸素不足に陥ってしまうことが原因なのです。
酸素が足りない為に、角膜の内側にある角膜内皮細胞が死んでしまう、と言ったことがあるのですね。
角膜内皮細胞は再び再生することはなく、減りすぎると視覚障害や、失明の可能性もでてくるので非常に危険なんです。
年齢とともにお洒落の仕方が変わって、カラコンを卒業するのならば良いのですが、病気などでカラコンを使えなくなるのは本当に寂しいですよね。